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慰謝料を請求された側の弁護士と慰謝料を請求する側の弁護士の違い

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慰謝料を請求された側の弁護士と慰謝料を請求する側の弁護士の違い

「不倫がばれて慰謝料を請求されたけど、どうやって弁護士を探そう」

慰謝料を請求されたとき弁護士の選び方に迷われるかもしれません。

不倫をして慰謝料を請求されたら慰謝料減額に強い弁護士に依頼をして慰謝料減額を測るべきです。

しかし、不倫慰謝料や離婚慰謝料を扱う弁護士には、慰謝料を請求された側の弁護士と慰謝料を請求する側の弁護士がいます。

慰謝料減額に強い弁護士に依頼をすれば法律と裁判例に基づいて減額交渉をしてくれます。不倫で慰謝料を請求されたとき弁護士は不倫をした人の味方になってくれる存在なのです。

この記事では慰謝料を請求された側の弁護士は、慰謝料を請求する側の弁護士とどのように違うのかを解説します。

慰謝料を請求された側の弁護士 慰謝料を請求する側の弁護士
依頼者 不倫をした方

(=あなたや不倫相手)

不倫をされた方

(=不倫相手の配偶者)

慰謝料 慰謝料の免除・減額を目指す 高額な慰謝料獲得を目指す
交渉 ・退職要求や接触禁止等を阻止する

・不倫したことがばれないようにする

・様々な要求を突き付けてくる
探し方

(検索用語)

(検索用語)

・「不倫 慰謝料 減額」

・「慰謝料 請求された」

など

(検索用語)

・「不倫 被害者」、「不倫された」

・「不倫 慰謝料請求」

など

ホームページ 不倫で慰謝料を請求されて不安な気持ちに寄り添う旨が記載されている 不倫をされて不倫相手の怒りをお金に変える、不倫相手を許さない等と書かれている

1.     不倫の慰謝料として高額な金額を請求されたらどうする?

1.-(1)     不倫慰謝料と弁護士の役割

①    慰謝料を請求する側の弁護士の特徴

不倫の慰謝料とは、婚姻関係が脅かされたことによって精神的苦痛を被ったことへの補償として請求されるものです。さらに、慰謝料を請求する側にとっては、あなたと不倫相手に罰を与えたいという気持ちも持っています。

慰謝料を請求する通知書が届いた、裁判で慰謝料を請求されたというときに、不倫相手の配偶者が依頼しているのが慰謝料請求する側の弁護士です。

慰謝料を請求する側の弁護士は、ホームページ等に「不倫をされたあなたの怒りをお金にする」、「不倫相手を絶対に許さない」などと書かれることが多いです。

②    慰謝料を請求された側の弁護士の特徴

不倫が発覚するのは予期せぬタイミングというケースも少なくありません。不倫がばれただけでも動揺するのに、数百万円もの高額な慰謝料を弁護士から請求されたら、だれでも気が動転してしまうのではないでしょうか。

慰謝料を請求されて私たちにご相談される方は高額な慰謝料にびっくりして、慌てて弁護士に相談したという方は少なくありません。このように慰謝料を請求された方が相談をするのが慰謝料を請求された側の弁護士です。

慰謝料を請求された側の弁護士は、ホームページ等に「不倫がばれて慰謝料を請求された不安な気持ちに寄り添う」、「慰謝料の免除・減額を行う」などと書かれていることが多いです。

1.-(2)     不倫慰謝料の回避・免除を求められるか

慰謝料を請求されたときは、まず慰謝料の支払いを回避することができないか冷静に考える必要があります。

法律上、慰謝料請求が正当であるとされる不倫とは「肉体関係を伴う」ことが前提とされるケースがほとんどです。従って、キスしただけであるような場合は不倫慰謝料の支払いを回避・免除できる可能性があります。

(参考)不倫相手とキスしただけでも、不倫慰謝料を支払う義務はありますか?

また、肉体関係があっても「相手に強制された」「既婚者と知らなかった」「不倫相手と配偶者の婚姻関係が既に破綻していた」場合などは慰謝料請求を免れる場合もあります。

もっとも、不倫相手の配偶者が弁護士を通じて正式に慰謝料を請求したときは、不倫の経緯や内容について反論があってもある程度は慰謝料を支払わざるを得ない場合がほとんどです。

1,-(3)     慰謝料の減額=慰謝料請求された側の弁護士が活躍

慰謝料を払わなければならないとして、次に考えるべきことは「請求された慰謝料の金額が適正なものかどうか」です。

相場を超える高額な請求であった場合は、減額交渉ができます。不倫慰謝料の減額において、慰謝料を請求された側の弁護士が活躍します。

慰謝料の相場はケースバイケースですが一般的には離婚をした場合は300万円程度、離婚をしなかった場合は100万円から300万円前後と言われています。

不倫慰謝料の金額は法律で明確に算定基準が定まっているわけではないため、慰謝料の相場には大きな幅があります。

自分のケースでは慰謝料を回避できるのか、あるいは大幅な減額できるのかについては、法律や過去の裁判例に関する専門的な知識がないと判断できません。

個人で調べて不倫相手の配偶者と交渉することも絶対に不可能ではないものの、手間と精神的な負担軽減を考えると、弁護士が直接対応する必要が高いといえます。

2.     弁護士の役割=交渉と裁判のプロフェッショナル

一般的には弁護士になじみがない人のほうが多く、トラブルが発生して困った場合でも弁護士にプライベートな内容を相談することに抵抗を覚える人も珍しくありません。

とくに不倫をしたことに負い目を感じて、弁護士に怒られるのではないかと思う方もいるようです。

2.-(1)     弁護士に相談することで解決の道筋が見つかる

しかし、弁護士に相談することは家族や友人に相談するのとは全く異なります。なぜなら、弁護士は法律と交渉のプロフェッショナルであり、法律に関する専門的な知識に加えて、さまざまなトラブルケースを解決に導いてきた経験が豊富にあるからです。

また、不倫で慰謝料を請求されたときに不倫相手に相談をして必要以上に悲観的になる方もおられます。

不倫当事者にとっては、不倫で慰謝料を請求されて、不倫相手の配偶者から強い怒りをぶつけられるとこの世の終わりのように感じるかもしれません。

しかし、不倫相手とあなただけで悩んでいてはどうしようもないと思えても、慰謝料減額に強い弁護士に相談すれば解決への道筋を発見できます。不倫をしてしまった当事者同士で弁護士に相談される方もおられますので、まずは弁護士に相談することをおすすめします。

2.-(2)     慰謝料請求する側・慰謝料請求された側のどちらも依頼者の味方

さらに、弁護士は、弁護士法や職務基本規程によって、厳しい職業倫理と行動規範が弁護士には義務付けられています。よく知られているところでは、「守秘義務」と「依頼人の利益を最優先すること」について弁護士は義務を負っています。

不倫問題を相談して周囲に不倫がばれるか不安、不倫をしたと弁護士に怒られるのではないか心配と思われるかもしれませんが、弁護士は依頼者の秘密を守って全力で味方をしてくれるのでご安心ください。

2.-(3) 慰謝料を請求された側の弁護士の役割

不倫で激しい怒りを持っている不倫相手の配偶者と直接に対決することは精神的に大きな負担です。しかし、弁護士が仲介して交渉をする場合はそういった問題を避けることができ、今後の対策を弁護士と相談しながら慎重に進めていくこともできます。

さらに、慰謝料回避や減額の交渉時には相手方を納得させるだけの証拠が必要です。交渉に成功しても、合意した内容を法的効力がある書面として残すためにも、さまざまな手続きが必要です。

弁護士は有利となる証拠の集め方をアドバイスしてくれたり、依頼人が提出した証拠に基づいた証拠書類の作成や裁判所における手続きなどを代行したりします。

3.     慰謝料を請求する側の弁護士がすることとは?

弁護士は依頼人の利益を最優先することが仕事です。従って、不倫慰謝料を請求する側の依頼を受ければ、依頼人が確実に慰謝料を受け取れるようにすることが弁護士の腕の見せ所です。

3.-(1)     高額な不倫慰謝料の獲得を目指す

さらに、依頼人が希望する金額を超えた慰謝料を請求できると判断した場合は、慰謝料の増額を提案することもあります。

慰謝料を請求したい不倫相手の配偶者が内心は反省して少々の慰謝料を支払ってくれたらよいと思っていても、法律や裁判例に照らして妥当な慰謝料の金額を弁護士はアドバイスせざるを得ません。

3.-(2)     慰謝料を請求する場合の弁護士費用

また、どれだけ不倫慰謝料の金額を得られるかは、慰謝料を請求する側の弁護士にとってトラブル解決後に受け取る報酬金の金額を左右する要因です。最近は慰謝料を請求する側の弁護士は、着手金は無料として、獲得できた慰謝料の20%から30%を報酬金として受け取る条件を提案することも多く、依頼人が受けた経済的利益が大きいほど報酬金は高額になるからです。

不当に過大な不倫慰謝料を請求することは弁護士の職業倫理上はないと思われるかもしれません。しかし、残念ながら不当なやり方で不倫慰謝料を請求して弁護士が懲戒処分を受けるケースもあるようです。

弁護士もビジネスであり、着手金が無いため慰謝料を得られないとタダ働きになる以上は

適正妥当な範囲内であればできるだけ高額な慰謝料の金額を提示するのは当然でしょう。

依頼人の利益を最優先することにもなるので、慰謝料を請求する側の弁護士の任務は「いかにして高額な慰謝料を払わせることができる結果に導くか」といえます。

3.-(3)     慰謝料を請求する側の弁護士①:不倫の証拠を集める

慰謝料を請求する側の弁護士は、依頼人にである不倫相手の配偶者に肉体関係を伴う交際が2人の間に存在したという証拠の確保をアドバイスするでしょう。

証拠集めは原則として依頼人自身で行うか、最近は探偵などに依頼して行うケースも増えているようです。

また、弁護士であれば電話番号から住所を特定するなど、弁護士にしかできない法律上の権限を行使することも可能です。

とくにSNSや出会い系で不倫をしたときは、身元がばれないと思われるかもしれませんが、弁護士から慰謝料を請求された段階では身元を特定されているリスクがあります。

(参考)不倫慰謝料を請求されたが無視しても大丈夫?

3.-(4)     慰謝料を請求する側の弁護士②:慰謝料請求の通知書や裁判

次に、慰謝料を請求する側の弁護士は依頼人が提出した証拠を検証して、万が一裁判になったときでも慰謝料を請求できるように主張と証拠を揃えます。

そして、不倫相手や不倫相手の弁護士と交渉を開始し、裁判に至れば裁判所での手続きを行うのです。

慰謝料を請求する側の弁護士から慰謝料を請求されたとき、弁護士名義の通知書等において、「不貞行為を行ったことは、当職が取得した関係各証拠に照らして明らかである」旨の記載がなされることがあります。

不倫の証拠はないはずと思われる方もいますが、想定以上に様々な事情が不倫の証拠となり得ます。極端な話では、現時点では不倫の証拠がなくても慰謝料を請求する側の弁護士の説得により不倫相手が証言をすれば不倫の証拠が出来上がります。

(参考)弁護士から不倫の証拠があると言われました。どんな証拠があるんでしょうか。

また、依頼人である不倫相手の配偶者にとって不利な証拠になるものをあなたや不倫相手が入手しないように注意を与えることもあります。

とくに不倫で慰謝料を請求されたときに不倫相手に協力を得られるかは、慰謝料減額の大きなポイントになります。

たとえば、慰謝料を請求する側の弁護士が口止めをすると、婚姻関係がもともと破綻していた事情や依頼人や不倫相手が不倫をしていたような事情といった、慰謝料を請求されたあなたに有利な事情を得られないリスクがあります。

4.     慰謝料を請求された側の弁護士がすることとは?

4.-(1)     慰謝料を請求された直後の法律相談

慰謝料を請求された直後は、突然のことに混乱をして慌てて対応をしてしまいがちです。

しかし、慰謝料を請求する側は数か月から1年も前から慰謝料請求の準備をしている場合もあります。準備万端な慰謝料を請求する側と突然のことで混乱している慰謝料を請求された側には大きな格差があります。

そのため、慰謝料を請求された側は慌てて大きな損をしないように慰謝料減額に強い弁護士の力を借りる必要がとくに大きいと言えます。

慰謝料を請求された直後の法律相談は、慰謝料を請求された側の弁護士との最初の接点でありとくに重要です。

4.-(2)     法律相談で慰謝料を請求された側の弁護士からのアドバイスを受ける

慰謝料を請求された側の弁護士にとって、最初の法律相談は非常に重要です。そのため、無料による法律相談を実施している弁護士や法律事務所も多いようです。

慰謝料を請求されて混乱したまま大きな損をしないように、まずは無料相談をすぐに利用することをおすすめします。

弁護士に無料相談をすることで、慰謝料を請求された場合の注意点を知ることができます。

また、最初は自分で話をしようと思って不利な言質を取られることもあります。弁護士に相談すればあなたにとって不利になる証拠を相手に与えないようにするために言動に注意すべきポイントを教えてくれるでしょう。

相手からのアプローチがあった場合に弁護士に相談しながら対応できれば失言などを防ぐことができます。

(参考)不倫慰謝料を請求された場合にしてはいけない4つのこと

4.-(3)     弁護士に相談しても不倫はばれない

依頼人の利益を最優先に動くという点で、慰謝料を請求された側の弁護士も請求する側の弁護士と同じです。しかし、慰謝料を請求された側の弁護士は不倫をした人の味方となってくれます。

慰謝料減額に強い弁護士に法律相談をしたくても、不倫がばれたくないと思うあまり躊躇する方もおられるようです。しかし、弁護士には守秘義務があるため、弁護士が不倫をばらすことはないのでご安心ください。

不倫で慰謝料を請求された事案では不倫を家族や職場に秘密にしたまま解決することを希望する方も少なくありません。

慰謝料減額に強い弁護士であれば、会社や家族などに不倫がばれないノウハウを有しているので安心です。

4.-(4)     慰謝料の減額交渉で大幅な減額を目指す

無料相談を行って慰謝料減額に強い弁護士が見つかれば、依頼することが考えられます。

慰謝料を請求された事案の依頼を受けた弁護士は、まず不倫慰謝料を減額する交渉材料を探します。

不倫をしたあなたにも不倫の経緯や内容について反論があるはずです。あなたの言い分を聞いて、慰謝料減額のために有利な交渉材料を探します。

不倫で慰謝料を請求された側の弁護士がすることは、請求された慰謝料が適正な金額かどうかをケースごとに検証して、裁判例に基づく減額交渉を行うことです。

不倫慰謝料の相場は離婚をした事案で300万円程度、離婚をしない事案で100万円~300万円前後と言われています。しかし、慰謝料の交渉に強い弁護士に依頼した場合は、相場を大きく下回る慰謝料減額を実現できる場合もあります。

(参考)不倫慰謝料の相場はどれぐらいですか?

4.-(5)     慰謝料を請求された側と不倫の証拠

なお、不倫をしたことが事実である場合は、不倫相手の配偶者が慰謝料請求できるだけの不倫の証拠を持っているかどうかを確かめることに意味はありません。

慰謝料を請求する弁護士から「確かな証拠を持っている」と主張している場合、あなたが「不倫の証拠がないはずなのに…」と思えばどんな不倫の証拠があるか疑問に感じられるのは当然です。

しかし、不倫慰謝料を請求されたときの減額交渉では、不倫の証拠が開示されることはほとんどありません。

不倫の加害者である慰謝料を請求された側は慰謝料の減額のために主張と証拠が必要ですが、慰謝料を請求する側は強い立場にあるため不倫の証拠を開示しないのです。

もし、あなたが慰謝料の支払いに応じないと言えば、裁判を起こされることになりますが、裁判になって初めて不倫の証拠が開示されます。

また、不倫の証拠は幅広いものが認められます。たしかに証拠の価値としての強弱はありますが、いざ慰謝料を請求された段階では不倫が事実であれば言い逃れはできません。

たとえば、不倫相手の自白は自己に不利な供述としてある程度の証拠力をもちます。また、知人や友人が不倫の現場を目撃したや不倫について話を聞いたなどの陳述書を出してきた場合は、あまり強力な証拠とはされませんが、不倫が事実であるのに嘘をついて言い逃れることはできません。

さらに、2人でホテルに入った写真があれば、ほぼ間違いなく肉体関係があったと判断されてします。

(参考)弁護士から不倫の証拠があると言われました。どんな証拠があるんでしょうか。

5.     慰謝料の免除・減額を求めるときの弁護士を選ぶために

5.-(1)     慰謝料を請求された側の弁護士=慰謝料減額に強い弁護士を選ぶ重要性

弁護士は依頼内容に特化した資格に分かれているわけではありません。しかし、弁護士や法律事務所によって「交通事故に強い」「不倫や離婚・慰謝料に強い」などの得意分野を持っていることは否定できません。

地方都市だと幅広い案件を扱う弁護士が多いですが、大都市だと案件数が多く競争も激しいため案件分野ごとに特化した弁護士や法律事務所が多くなる傾向があります。

不倫の慰謝料問題についての法律相談やご依頼は最近急増しています。不倫の慰謝料請求や減額交渉は弁護士の需要が高いテーマなので、不倫慰謝料について豊富な知識や経験を持つことをアピールしている弁護士や弁護士事務所も多数あるのです。

しかし、不倫慰謝料や離婚慰謝料と言っても、今まで説明したように慰謝料を請求された側と慰謝料を請求する側では弁護士の役割は大きくことなります。

あなたが慰謝料を請求されたのであれば、単に不倫慰謝料・離婚慰謝料を多く扱っているのではなく、慰謝料を請求された側=慰謝料の減額交渉に強い弁護士を選ぶことをおすすめします。

5.-(2)     適正な慰謝料の減額を求めるのは悪いことではない

不倫の慰謝料の相場はケースバイケースです。弁護士の視点からは大幅な慰謝料減額ができるケースでも、不倫がばれたくない、円満に解決したいと思ってある程度の慰謝料を支払う方もおられるからです。

しかし、不倫で慰謝料を請求されたときに相場より著しく高額な支払いをする必要はありません。

裁判例に基づく減額交渉を成功させるために弁護士が直接対応する必要性が高いといえます。

弁護士は依頼人の秘密を守る義務と利益を最優先とする義務があり、不倫をした人の味方になります。

とくに慰謝料を請求された事案は数多くの弁護士や法律事務所が取り扱っており、無料の法律相談や電話相談も実施されています。

少なくとも慰謝料を請求されて慌てて対応をしたがために大きく損をしないように、まずは慰謝料減額に強い弁護士を探して相談だけでもしてみることをおすすめします。

5.-(3)     慰謝料減額に強い弁護士を選ぶために

慰謝料減額に強い弁護士の選び方については下記記事にて解説しています。

(参考)慰謝料減額に強い弁護士を選ぶための4つの特徴

なお、不倫慰謝料の問題に強い弁護士と言っても慰謝料を請求する側と慰謝料を請求された側で大きな違いがあります。慰謝料を請求された側の弁護士を探すのであれば、「不倫慰謝料 減額」や「不倫慰謝料 請求された」のように慰謝料を請求された側のニーズに合致したキーワードで検索することをおすすめします。

6.     慰謝料を請求された側の弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼して慰謝料の減額に成功すれば、弁護士に支払う費用を考慮したとしても、結果的に出ていくお金が少なくて済むケースがほとんどです。

6.-(1)     請求された金額>弁護士費用+解決金額

慰謝料を請求されたとき弁護士に依頼するべきかは、請求された金額と弁護士費用+減額後の解決金額を比べて考えるべきです。

請求金額・弁護士費用・解決金額による目安は以下の通りです。

請求された金額 弁護士費用目安 解決金額目安 結論
150万円未満 弁護士に依頼するメリットは少ない
150万円 50万円 50~100万円 弁護士に依頼することで安心して手続ができる
200万円 50万円 50万円~150万円 減額が期待できる
300万円 60万円 50万円~150万円 弁護士に依頼するべき
300万円超 60万円~80万円 50万円~150万円 弁護士に依頼するべき

請求された金額が150万円程度であれば、慰謝料減額に強い弁護士に依頼するメリットはあると言えるでしょう。

6.-(2)     不当な要求の阻止や不倫がばれないように配慮

また、仮に150万円の不倫慰謝料を請求されたときに、弁護士費用が50万円で、解決金額が100万円であれば、慰謝料減額に強い弁護士に依頼しても金額的には変わりません。

しかし、慰謝料減額に強い弁護士に依頼することで、慰謝料の減額以外だけでないメリットを享受することができるのです。

例えば、慰謝料を請求する側の弁護士から退職要求や接触禁止を求められたときに適切な対応を行ってくれます。また、不倫がばれないように慰謝料の減額を上手く進めてくれることも期待できるでしょう。

また、不倫相手の配偶者が「慰謝料を払わなければ会社に不倫の事実を報告する」などと脅迫をしてくるケースもあります。

不倫慰謝料の請求に伴って脅されたケースでも、弁護士から警告して貰うことによって、不倫相手の配偶者からの過剰な要求を拒否することが可能です。

(参考)不倫がバレて脅された場合の対応方法とは

示談書を締結するときの条件交渉を上手く進めてくれるため安心して手続ができる点は見逃せないメリットだと言えます。

6.-(3)     自分で対応するリスク:追加で慰謝料が請求される場合も

慰謝料減額に強い弁護士であれば、慰謝料を請求された事案についてノウハウを持っており、法律と過去の裁判例などに基づいて、ケースバイケースの最適な解決法を提案してくれます。

自分で不倫相手の配偶者と交渉して慰謝料の減額を決めたとしても、示談書に不備があって追加で請求されるなど、トラブルが続くケースもあるのです。とくに、最初は数十万円程度の慰謝料支払いで許されても、接触禁止条項に違反したとして追加で高額な請求をする戦略もあるようです。

しかし、弁護士の助けによって、たしかな法的効力を持つ和解契約書を作成しておけば、追加で請求されることを防げます。

6.-(4)     慰謝料を請求されたときの負担・ストレスを軽減できる

また、弁護士は不倫慰謝料を請求されたあなたの代理人として相手方配偶者と慰謝料減額の交渉をしてくれます。

不倫がばれて慰謝料を請求されたことに大きなプレッシャーを感じるときは、利害が対立する不倫相手の配偶者と直接交渉せずに済むことには大きなメリットがあるでしょう。

個人間で交渉しようとすると感情的になって新たなトラブルを招いたり、交渉時に自分の主張をうまく伝えられなかったりすることも少なくありません。不倫をしたという負い目があるために屈辱的な謝罪をせざるを得ない場合もあるのです。

また、暴言や暴力という被害にあったり、監禁・脅迫によって不当な示談書を締結させられるケースもあるのです。

慰謝料を請求された側の弁護士を選ぶ

この記事では、慰謝料を請求された側の弁護士について解説しました。不倫慰謝料や離婚慰謝料を扱う弁護士と言っても、慰謝料を請求された側と慰謝料を請求する側では全く異なります。

あなたが不倫で慰謝料を請求されたのであれば、この記事を参考にして慰謝料を請求された側の弁護士を選ぶことをおすすめします。

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