不倫が15年以上も続くケースでは高額な慰謝料を請求されることになります。不倫期間が長ければ精神的苦痛が大きいため、慰謝料の相場も高額になると考えられているためです。
本件は15年以上の不倫期間なのに数百万円単位の大幅な慰謝料減額に成功した事例です。
1. 事件の概要
ご依頼主様(40代/女性)は、職場を通し知り合った男性と意気投合し、男性は結婚していると知りながら不貞関係に発展しました。
このことが既婚男性の配偶者に知られてしまいました。本件では、不貞期間が15年以上と極めて長期的であったため、600万円もの慰謝料を請求されてしまいました。高額な慰謝料にご依頼主様は困惑してしまい、今回私たちにご相談いただきました。
2. 慰謝料を請求されてアイシア法律事務所に依頼した理由
2.-(1) ホームページの充実した内容
弁護士への相談を決める際、弁護士の人柄が分からず不安な方も多いかと思います。私たちは、ホームページにて弁護士の顔写真付きプロフィールや、これまでの解決事例を多く掲載しております。
ご依頼主様は、法律事務所をインターネットで検索し、数ある事務所のホームページの中で私たちのものに好意を抱きご来所していただきました。
2.-(2) 慰謝料請求案件を数多く対応
私たちはこれまで、数多くの慰謝料減額案件を対応してきました。また、過去の事例を分析し知識を蓄えております。
とくに交渉で終了した案件は裁判例として公開されませんが、私たちは数多くの交渉案件の実績を積み重ねております。慰謝料の減額交渉でポイントとなる点を熟知しているからこそできる解決があります。
ご依頼主様は、相手方の弁護士から慰謝料を請求する通知がきて戸惑っておられましたが、私たちは相手方の弁護士とこれまで幾度も交渉してきた経験があったため、安心してご依頼いただきました。
3. 解決までの流れ
3.-(1) 長期間の不倫について粘り強い交渉で減額を求める
不貞による慰謝料の査定では、交際期間や不貞行為の回数、離婚に至ったかという点が考慮され、その期間・回数が長く多いほど請求金額は高額になります。
今回のケースは、ご依頼主様と男性の関係が15年以上と極めて長期間にわたるもので、600万円という高額な慰謝料を請求されてしまいました。
しかし、ご依頼主様から事情を伺うと、相手方は以前から不貞行為を認識していたものの、離婚をしていないとのことでした
。相手方に離婚の事実がないこと、またその意思が見られないことから、600万円という請求はあまりにも高すぎる金額ではないかと考え、弁護士が粘り強く減額交渉を行いました。
3.-(2)交渉での示談締結
交渉での和解が難しい場合、裁判で争うこととなります。裁判となると、解決までに多くの時間を要し、ご依頼主様に精神的な負担もかかります。
また、ご依頼主様は自身の行為を深く反省しておられ、適正な額の慰謝料を払うご意向でした。これらの点を考慮し、弁護士が示談での交渉を進めた結果、解決金として約150万円を支払うことにしました。
裁判になった場合は不倫期間が極めて長期間であることからより高額な慰謝料が認められてもおかしくない事案でした、交渉により請求された慰謝料を450万円も減額することに成功しました。
4.解決結果:450万円の減額に成功 解決機関:約4か月
今回は、不貞行為により慰謝料を請求された事案でした。ご依頼主様の負担を考慮し、弁護士が慰謝料請求の減額について、女性の代理人として相手方と示談交渉を行いました。
長期間の不貞関係や不貞が原因で夫婦が離婚に至った場合、慰謝料の査定は高くなる傾向にあります。本件は、不貞関係が15年以上と長期にわたり、高額な慰謝料請求は免れないものでした。
しかし、弁護士が、相手方が離婚をしていないこと、ご依頼主様が深く反省されていることを主張し交渉を続けることで、慰謝料の大幅な減額に成功しました。私たちは数多くの交渉案件の実績があり、上手く交渉できるポイントを指摘したことが良い結果に繋がったと考えています。
最終的に、慰謝料150万円を支払うことで和解が成立し、当初請求された金額から450万円を減額することができました。
請求された金額 | 解決金・示談金の額 | 慰謝料減額の金額 |
600万円 | 150万円 | 450万円 |
高額な慰謝料を請求された場合、弁護士にご相談することをおすすめします。不貞関係が長期の場合でも、適正な対応をすることで減額できる見込みがあるからです。数多くのご依頼を解決してきた弁護士が、妥当な慰謝料金額や解決までの見込みについて、無料で法律相談に応じています。私たちは正式にご依頼いただくまで一切の費用をいただいておりません。まずはお電話にてお問い合わせ下さい。
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