浮気・不倫で慰謝料請求されたら不安に思われるでしょう。突然、高額な慰謝料を請求されたものの払えないのでどう対応するべきか悩まれるかもしれません。
しかし、浮気・不倫が事実でも請求された慰謝料をそのまま払わなくてすむ可能性もあります。不倫慰謝料を請求された方のために弁護士がどのように対応すれば良いかを説明します!
この記事を読めば、
- 慰謝料を請求された直後の正しい対応
- 慰謝料を払わないで解決できるケース
- 不倫慰謝料の相場や増減額事由について
- 慰謝料の減額交渉におけるポイント
- 請求された慰謝料を払えない場合にどうすれば良いか
- 弁護士に依頼をするべきか、そのメリット
- 慰謝料を請求された事案の解決事例
等が分かります。不倫慰謝料を請求された案件に詳しい弁護士が実務的な視点から分かりやすく解説しますので、最後までお読みください。
2009年 京都大学法学部卒業
2011年 京都大学法科大学院修了
2011年 司法試験合格
2012年~2016年 森・濱田松本法律事務所所属
2016年~ アイシア法律事務所開業
慰謝料請求された事案の無料法律相談実施中!
- 0円!完全無料の法律相談
- 弁護士による無料の電話相談も対応
- お問合せは24時間365日受付
- 土日・夜間の法律相談も実施
- 全国どこでも対応いたします
新着記事一覧
慰謝料を請求された直後は冷静に対応する
慰謝料を請求されたら確認するべきこと
浮気・不倫がバレて慰謝料を請求されたときは、
- 誰から慰謝料を請求されたか
- どのような形で慰謝料を請求されたか
- 請求金額:どのぐらい慰謝料を請求されたか
- 不倫に関する言い分があるか
等について確認しましょう。
また、慰謝料を請求された場合の注意点や対応方法について分かりやすくまとめた下記記事も最初に目を通してください。
(参考)慰謝料を請求されたとき、支払い回避のために知らないと損をする全知識46項目【弁護士執筆】
慰謝料を請求されたときにNGなのはどんなこと?
また、慰謝料を請求された場合にしてはダメなことがいくつかあります。不当に高額な慰謝料を払う羽目になって大きな損をしないためにもご注意ください。
(参考)慰謝料請求されたときのNG項目4つ
慰謝料請求を無視する
具体的に不倫慰謝料を請求された場合、無視をしても相手は諦めません。話し合いで解決できないと思われて裁判を起こされるリスクがあります。裁判になると手間、時間や費用がかかりますので慰謝料請求を無視しないようにしてください。
慰謝料の減額交渉をせずに書面に署名・押印する
慰謝料を請求された直後に相手に呼び出されて高額な慰謝料の支払いを約束する書面に無理矢理サインさせられるケースが少なくありません。一旦、書面にサインをすると本来よりも高額な慰謝料を払う羽目になるのでご注意ください。
もし書面に署名・押印したものの冷静になると納得できない場合には、すぐに弁護士にご相談ください。書面の無効を主張するときに、書面を作成した直後に弁護士に相談したことが「書面に無理矢理サインをさせられた」ことを裏付ける事情となります。
内容証明郵便や訴状が届いたら慰謝料を払わざるを得ない?
日常生活で内容証明郵便や訴状を見かけることはありません。そのため、慰謝料を請求する内容証明郵便や訴状が届いたら、請求された慰謝料の金額をそのまま払わなければならないと思っておられる方もいます。しかし、内容証明郵便や訴状で慰謝料を請求された場合でも、慰謝料を払わないで解決できたり、慰謝料を大幅に減額できたりすることも多いです。冷静に対応しましょう。
(参考)不倫慰謝料を請求する内容証明郵便と訴状の効果
浮気・不倫で慰謝料を請求される条件
不貞行為に基づく慰謝料請求
浮気・不倫は、法律上の用語では「不貞行為」と言います。不倫がバレたときに慰謝料を払わなければならないのは、平穏な夫婦関係を侵害する不貞行為は違法であるため、不貞行為によって不倫被害者が被った精神的苦痛を賠償しなければならないからです。
不貞行為の定義やキスは不倫にあたるか
したがって、慰謝料を請求されたとしても不貞行為がなければ慰謝料を払わなくてすみます。不貞行為は、配偶者以外の異性と自由な意思で肉体関係(性行為)を持つことです。したがって、不倫でキスだけの関係であれば慰謝料を払わなくて良いのです。
(参考)不倫相手とキスしただけでも、不倫慰謝料を支払う義務はありますか?
請求された慰謝料を払わないで解決できる場合
肉体関係(性行為)があるため慰謝料を請求されたときでも、以下のような場合には慰謝料を払わないで解決することが可能かもしれません。
- 不倫の証拠がない場合
- 既婚者と知らずに騙されて不倫をした場合
- 不倫時点で夫婦関係が破たんしていた場合
- 過去の不倫で慰謝料請求の時効が成立している場合
もっとも、既に不倫慰謝料を請求されたときに、単に払わないと言っても相手は納得してくれません。慰謝料の支払いを拒否した場合はリスクもあるのでご注意ください。
(参考)不倫慰謝料を完全拒否できる5つのパターンと拒否による3つのリスク
不倫の証拠にはどのようなものがある?
慰謝料を請求されたとき、弁護士が作成した内容証明郵便等において「不貞行為を行ったことは、当職が取得した関係各証拠に照らして明らかである」旨の記載がなされることがあります。不倫の証拠としてどのようなものが考えられるかは下記記事を参考にしてください。
(参考)弁護士から不倫の証拠があると言われました。どんな証拠があるんでしょうか。
慰謝料請求された事案の無料法律相談実施中!
- 0円!完全無料の法律相談
- 弁護士による無料の電話相談も対応
- お問合せは24時間365日受付
- 土日・夜間の法律相談も実施
- 全国どこでも対応いたします
不倫慰謝料の相場について
慰謝料を払わないで解決できるケースに該当しない場合は、請求された慰謝料は適正なのかが問題になります。そのため不倫慰謝料の相場や慰謝料を増減させる事情が問題になります。
不倫慰謝料の相場は、夫婦関係が継続する場合は50~100万円程度、夫婦が別居・離婚する場合は100~300万円程度と言われます。
しかし、夫婦関係がどうなるか以外にも色々な事情が考慮されて、慰謝料相場が増減します。慰謝料相場や慰謝料の金額を増減する事情については下記記事を参考にしてください。
(参考)不倫慰謝料の相場と金額が増減する事情について解説
慰謝料の減額交渉をするためのポイント
どのような事情があれば慰謝料の減額交渉ができるか
慰謝料の減額交渉を成功させるためには、請求された慰謝料が減額されるべきことを具体的に主張する必要があります。よくある慰謝料減額の理由としては以下のようなものがあります。
- 慰謝料減額理由①:離婚していない
- 慰謝料減額理由②:不倫期間は短く、肉体関係の回数は少ない
- 慰謝料減額理由③:不倫に消極的だった
- 慰謝料減額理由④:求償権を放棄する
- 慰謝料減額理由⑤:あなたの配偶者が不倫を知っている
慰謝料の減額交渉を成功させるポイントについて下記記事でご確認ください。
(参考)慰謝料減額交渉 5つの理由【弁護士執筆】
慰謝料を減額するための手順や流れについて
具体的な慰謝料減額は、まず慰謝料を支払い義務があるか、不倫の経緯・内容、慰謝料の減額理由としてどのような事情が主張できるかを確認します。
その上で、請求された慰謝料金額が相場よりも高額であれば、具体的な減額理由を証拠に基づいて主張します。支払うべき不倫慰謝料の金額について合意できれば示談書を確定するという流れになります。
(参考)不倫慰謝料を減額する手順 確認すべき点を6つのSTEPで解説
不倫を秘密にしたまま慰謝料を減額できる
ダブル不倫や社内不倫の場合は、浮気・不倫で慰謝料を請求されたこと自体を家族や職場に秘密にしたいでしょう。家族や職場に不倫がバレることを回避するために、請求された慰謝料金額をそのまま払おうと思われるかもしれません。
しかし、結論から言えば、不倫を秘密にしたまま慰謝料の減額は可能です。この点を重視するのであれば、慰謝料を請求された事案に強い弁護士にご相談ください。
(参考)不倫慰謝料を請求されたとき家族・職場に秘密で解決するための全知識14項目
慰謝料を請求されたパターンによる合意書・和解書・示談書のポイント
慰謝料の減額交渉に成功すれば、いくらの不倫慰謝料を払うかを書面にまとめます。書面は合意書、和解書、示談書等のタイトルであることが多いです。合意書、和解書、示談書を作成するときの注意点については下記記事をお読みください。
社内不倫のパターン
合意書等には接触禁止条項を入れることが多いですが、社内不倫の場合は会社の業務で連絡を取る必要があるかもしれません。そのため、社内不倫の場合は接触禁止条項に工夫が必要です。
違約金条項の効果は?
また、合意書等には再度不倫や連絡をしたときのために違約金条項が定められることがあります。不倫の違約金条項にどのようなリスクがるかは事前にご確認ください。
(参考)社内不倫で接触禁止条項を入れる場合の注意点
慰謝料請求された事案の無料法律相談実施中!
- 0円!完全無料の法律相談
- 弁護士による無料の電話相談も対応
- お問合せは24時間365日受付
- 土日・夜間の法律相談も実施
- 全国どこでも対応いたします
慰謝料を請求されたが払えないときの対応
高額な不倫慰謝料を請求されたものの払えない場合はどうして良いか悩まれるかもしれません。しかし、お金がなくて慰謝料を払えない場合であっても、無視をするのは得策ではありません。
慰謝料を請求されたが払えない場合には、慰謝料の減額・分割払いの交渉を行うことになります。
(参考)不倫慰謝料を分割払いや借入れで支払う場合のポイント
慰謝料を請求されたことを弁護士に相談・依頼するべきか?
結論から言えば、高額な慰謝料を請求された場合は弁護士に相談・依頼するべきです。無料相談のポイント、弁護士に依頼するメリット、慰謝料減額に強い弁護士に法律相談するときの確認事項等を解説します。
不倫慰謝料を請求された案件は無料で法律相談できる
高額な不倫慰謝料を請求された案件は無料で法律相談を行っています。慰謝料を請求する内容証明郵便や訴状が届いたら、まずは下記ページから弁護士にご相談ください。正式にご依頼いただくまで費用は一切かかりませんので、あまり悩まずお気軽にお問合せいただければと思います。
(参考)不倫慰謝料を請求された方へ 慰謝料の減額・免除ならアイシア法律事務所の無料相談
弁護士に慰謝料減額を依頼するメリット
弁護士との無料法律相談において、慰謝料を払わないで解決できるケースに該当するか又は慰謝料の減額ができそうな場合には弁護士に依頼することをおすすめします。慰謝料を請求された案件を弁護士に依頼するメリットは以下のようなものがあります。
01 弁護士が慰謝料を減額・免除
弁護士に依頼することで慰謝料を払わないで解決できたり、大幅な慰謝料減額に成功したりする可能性が高くなります。自分で交渉して上手くいかないケースでも、慰謝料を請求された事案に強い弁護士が介入すれば円満に解決できることも少なくありません。
02 家族や職場に不倫を秘密にしたまま解決
とくにダブル不倫や社内不倫であれば、家族や職場に不倫を秘密にしたまま解決したいと思われるかもしれません。慰謝料を請求された事案に強い弁護士には家族や職場に不倫を秘密にしたまま解決するノウハウがあります。
03 弁護士に依頼しても必ずしも裁判にはならない
弁護士に依頼すれば裁判になると思っていませんか? 不倫の裁判を避けたいと思う場合でも弁護士に依頼することはメリットがあります。実は、弁護士に依頼した場合でも約86%の事案は交渉で解決できます。不倫を裁判沙汰にしたくないときはその旨をお告げください。
(参考)不倫慰謝料の減額を弁護士に依頼したら裁判になりますか?
04 絶対減額保証:弁護士費用倒れのリスクがない
弁護士に依頼したいものの、弁護士費用のことが心配かもしれません。しかし、アイシア法律事務所では弁護士費用よりも慰謝料を減額できなかった場合はその差額について弁護士費用を返金します。このような絶対減額保証があるので、弁護士に依頼しても費用倒れになりませんのでご安心ください。
慰謝料減額に強い弁護士に相談する前に確認すること
慰謝料を請求された事案を弁護士に法律相談する場合にはいくつか事前に確認するべきことがあります。下記記事を読むことで、弁護士の無料相談をスムーズに行うことができますので参考にしてください。
(参考)慰謝料減額に強い弁護士に法律相談するとき確認するべき5つのポイント
慰謝料請求された事案の無料法律相談実施中!
- 0円!完全無料の法律相談
- 弁護士による無料の電話相談も対応
- お問合せは24時間365日受付
- 土日・夜間の法律相談も実施
- 全国どこでも対応いたします
浮気・不倫のパターン別のポイント
不倫がバレるきっかけやリスクについて
そもそも浮気・不倫がバレる確率や理由を知りたい方もおられるかもしれません。一説によると女性の不倫がバレる確率は5%程度、男性の不倫がバレる確率は20~30%程度とされています。
(参考)不倫コラム:不倫がバレる確率と不倫がバレる5つの理由【弁護士執筆】
社内不倫で慰謝料を請求されたときの注意点
社内不倫はとくにバレやすい類型です。慰謝料を請求された事案のうち社内不倫のケースは一番多い類型です。
(参考)不倫コラム:社内不倫がばれるきっかけや5つのリスクを弁護士が徹底解説
社内不倫で慰謝料を請求されたときは、慰謝料請求とともに退職を要求されることがあります。しかし、社内不倫が事実であっても、退職をするべき義務まではありません。もっとも、社内に居づらくなって退職をしたような場合は既に不倫による社会的制裁を受けたとして慰謝料減額事由を主張できます。
(参考)社内不倫で慰謝料を請求されたとき退職の必要性や減額のポイントを解説
ダブル不倫で慰謝料減額をするときのポイント
ダブル不倫で慰謝料を請求されたときは、自分の配偶者が不倫を知っているかで状況は大きく異なります。自分の配偶者が不倫を知らない場合は秘密で解決するために、慰謝料減額交渉において多少の譲歩が必要になることもあります。
(参考)ダブル不倫で自分も既婚者ですが、自分の配偶者に不倫がばれますか?
他方で、自分の配偶者が不倫を知っている場合は、お互いの夫婦に対して慰謝料請求できることになります。夫婦関係を継続する場合は夫婦の家計全体でみれば慰謝料請求する意味がないため、結果的に慰謝料を払わずに解決できる場合もあります。
(参考)ダブル不倫の慰謝料を減額するポイント【解決事例あり】
SNS・出会い系での不倫で慰謝料請求された場合
最近はSNSや出会い系での不倫が増えています。SNS・出会い系での不倫で慰謝料を請求された場合は、不倫相手が逃げたり、不倫を第三者に暴露されたりするリスクがあります。SNS・出会い系での不倫についての注意点をまとめました。
(参考)【弁護士執筆】SNSや出会い系の不倫で慰謝料請求されたときの落とし穴
浮気・不倫で慰謝料を請求されたら弁護士に法律相談を!
この記事では浮気・不倫がバレて慰謝料を請求された方のために、慰謝料を払わないで解決できるケースや慰謝料の減額交渉のポイント等を説明しました。この記事を読んでいただければ、不倫慰謝料を請求された場合の知識を身につけることができたかと思います。
しかし、あなたの事案でどのように対応するのがベストかは弁護士でないと分かりません。高額な慰謝料を請求されたのであれば、是非、弁護士にご相談ください。
アイシア法律事務所では、慰謝料を請求されたときの対応や慰謝料の減額交渉等について弁護士が無料で法律相談を行っています。まずは慰謝料を請求された事案に強い弁護士が電話で法律相談を行います。正式にご依頼いただくまで費用は一切かかりませんのでお気軽にお問合せください。
慰謝料請求された事案の無料法律相談実施中!
- 0円!完全無料の法律相談
- 弁護士による無料の電話相談も対応
- お問合せは24時間365日受付
- 土日・夜間の法律相談も実施
- 全国どこでも対応いたします
慰謝料請求された場合の
無料法律相談・お問合せ
浮気・不倫で慰謝料を請求された事案の法律相談・見積りは無料です。法律相談は24時間365日受付中。電話相談や電話会議システムを利用したWEB面談も実施中。慰謝料減額に強い弁護士が無料で電話相談を行います。
浮気・不倫で慰謝料を請求された事案は全国対応しています。正式にご依頼いただくまで費用は一切かかりませんので、あまり悩まず今すぐご連絡ください。
無料で問合せフォームから相談申込み
※弁護士には守秘義務があります。ご記載いただいた個人情報・相談内容の秘密は厳守いたしますのでご安心ください。