慰謝料を請求された直後は、頭が真っ白になりやすいものです。けれども、最初の1〜2日の動きで「減額できたはずのケースが高額で固まる」「裁判に進んでしまう」といった差が出ます。
- 慰謝料を請求されたとき、まず何から確認すべきか(期限・請求額・証拠など)
- 不倫慰謝料を請求された直後に、やるべき初動対応(5ステップ)
- 失言・署名・面談など、取り返しがつきにくい行動を避けるコツ
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2009年 京都大学法学部卒業
2011年 京都大学法科大学院修了
2011年 司法試験合格
2012年~2016年 森・濱田松本法律事務所所属
2016年~ アイシア法律事務所開業

Contents
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慰謝料を請求された直後の結論(まず落ち着くための全体像)
慰謝料を請求された直後に大切なのは、次の3点です。
- 無視しない(ただし、すぐに認めたり支払い約束をしたりもしない)
- 書面にサイン・押印しない(空欄や「あとで金額を決める」も危険)
- 不倫の具体的内容をしゃべりすぎない(相手の証拠状況が分からない段階ほど危ない)
突然の請求に対して「早く終わらせたい」と思うほど、相手のペースに乗ってしまいがちです。まずは深呼吸して、請求内容を“事務的に”確認し、期限を落とさず、言質を残さないことを優先してください。
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慰謝料を請求されたときの初動対応(被害拡大を止める5ステップ)
ここからは、慰謝料を請求された直後にやるべきことを、順番にまとめます。**「何を確認し、何を言わず、何を準備するか」**がポイントです。
請求内容を事務的に確認する(誰から・いくら・期限・証拠)

最初にやるべきは、相手の感情に反応することではなく、請求の“中身”を整理することです。LINEや電話で来た場合も、可能なら「書面でください」と伝え、あとから見返せる状態にしましょう。
チェック項目は次のとおりです。
- 誰からの請求か(配偶者本人/代理人弁護士/不倫相手本人など)
- どんな手段か(LINE・メール・手紙・内容証明・訴状)
- 請求額はいくらか(分割や期限の指定があるか)
- 請求理由は何か(不貞行為の主張、時期、回数などが具体的か)
- 証拠の提示があるか(「証拠がある」と言うだけなのか、内容が具体的か)
- 返答期限はいつか(期限を切って圧をかけていないか)
特に、内容証明や訴状は「放置していい連絡」ではありません。中身を確認して、期限だけは必ず把握してください(詳しい流れは後段で触れます)。
返事は急がず「短く中立に」(言質を作らない)

請求された直後に「払います」「払えません」「不倫しました/してません」などと断定すると、あとで方針を変えにくくなります。初動の返答は、短く・中立に・検討中が基本です。
使いやすい言い方の例です。
- 本件は内容を確認のうえ、検討してご連絡します。
- 期限までに誠実に対応しますが、まずは書面で請求内容を確認させてください。
- 近日中に弁護士に相談する予定ですので、改めてご回答いたします。
謝罪をするにしても、過剰に踏み込んだ表現(事実関係の詳細、回数・期間の説明など)は避け、「確認中」の姿勢を保つのが安全です。
不倫についての事実関係を整理する(争点になりやすいポイントだけ)
次に、あなた側で「何が事実で、何が争点になりそうか」を整理します。ここで大切なのは、相手に言う前に、自分の中で時系列とポイントを紙に落とすことです。
最低限、次の点を整理してください。
- 不貞行為(肉体関係)があったか(争点になることが多い)
- 関係の期間・回数・頻度(ざっくりでよいので時系列で)
- 相手が既婚者だと知っていたか(知る経緯、説明の有無)
- 不倫が原因で別居・離婚などが起きたと言われているか
- こちらに言い分があるか(誤解、強要に近い状況、婚姻状況の認識など)
この段階で「認める/否認する」を焦って固定しないことが重要です。相手がどんな証拠を持っているか分からないのに詳細を話すと、相手に有利な形で“事実の穴埋め”をしてしまうことがあります。
トラブルをこじれさせない安全策(接触・記録・場所の注意)
初動は「法的な話」以前に、トラブルを増やさない動きが大切です。
- 相手と直接会わない(自宅・職場・密室は特に避ける)
- やり取りは記録に残る形で(LINE・メール・書面など)
- 感情的なやり取りをしない(長文反論・挑発・脅し返しは悪化しやすい)
「会って早く片付けたい」は危険です。直接会うと、不利な言質や書面への署名に誘導されるなど、取り返しのつきにくい展開になりやすいからです。
相談・交渉に備えて準備する(資料・希望・予算の整理)
早期に収束させるためには、「相談や交渉に入れる状態」にしておくのが近道です。弁護士に相談する場合でも、本人対応を続ける場合でも、次を揃えておくと判断がブレにくくなります。
- 相手から届いたもの一式(手紙・内容証明・訴状・LINE・メール)
- これまでの経緯のメモ(いつから、何があったかを時系列で)
- 相手の要求(請求額・期限・連絡手段・条件)
- あなたの希望(家族や職場に知られたくない、早期解決したい等)
- **現実に支払える上限(予算)**の目安(分割の可否も含めて)
初動の目的は「その場を収める」ではなく、不利な証拠や約束を増やさずに、交渉・相談の主導権を取り戻すことです。ここまで整えるだけでも、次の一手が取りやすくなります。
慰謝料請求された場合にやってはいけないNG行動(初動の地雷)
慰謝料を請求されたとき、焦って行動すると「後から挽回しにくい失敗」をしがちです。ここでは、特に多いNG行動と、その理由をまとめます。やるべきことが分かっていても、NGを踏むと一気に不利になるので、先に確認しておきましょう。
慰謝料請求を無視・放置する(内容証明→訴訟のリスク)
「怖いから見ない」「忙しいから後回し」は危険です。慰謝料請求を無視しても勝手に消えることはほとんどなく、むしろ相手が“話し合いでは無理”と判断して手続きを進めるきっかけになります。
無視・放置を続けると、次のような流れになりやすいです。
- 催促が増える(LINE・メール・電話が連日来る)
- 内容証明郵便で正式な請求が来る(期限が切られる)
- 弁護士が介入し、交渉の前提が厳しくなる
- 最終的に**訴訟(裁判)**に進む可能性が高まる
- 訴状を放置すると、相手の主張がそのまま認められるリスクが上がる
「すぐに決着をつける必要」はありませんが、期限だけは落とさず、返事は短く中立にが基本です。どう返していいか分からないときは、「確認して折り返す」とだけ伝え、早めに弁護士に相談するのが安全です。
直接会う/電話で詳しく話す(言質・強要の危険)

配偶者本人から「弁護士を通さずに話そう」「会って説明しろ」と言われることがあります。しかし、相手が感情的になっている場面ほど、直接のやり取りは危険です。
直接会う・長電話をすると、次のような不利益が起きやすくなります。
- その場で謝罪や支払いを迫られ、**不利な発言(言質)**が残る
- 「今ここで書いて」と、念書・誓約書・示談書を作らされやすい
- 録音・メモ化され、発言だけが切り取られることがある
- 場合によっては、威圧・暴言などで冷静な話し合いにならない
どうしても連絡が必要なときは、書面やメール等の記録に残る手段を選び、返事も短く留めましょう。安全に進めるなら、連絡窓口を弁護士に切り替えるのが最も確実です。
直接話せば分かると考えて、不倫被害者に会った結果、
・長時間、軟禁状態で問い詰められる
・相手方の親族・友人が多数同席し、威圧される
等の事態は現実によく起こります。長時間の軟禁や大多数からの威圧によって、無理やりに近い形で誓約書・合意書にサインをさせられたという相談が非常に増えていますので注意してください。
書面に署名・押印/その場で支払い約束(争いにくくなる)

本当に多い失敗が「とりあえずサイン」や「払う方向で…」の一言です。書面や支払い約束は、あとで撤回しづらく、交渉の余地を狭めます。
特に危険なのは、次のようなパターンです。
- 金額や条件が未確定なのに「空欄でいいから」と言われる
- 「あとで書き足す」「細かいことは後日」と言われる
- 分割払いの条件(遅れたら一括・違約金など)が強すぎる
- 守秘義務・接触禁止・退職要求など、生活に直撃する条項が入っている
安全な対応はシンプルで、**「持ち帰って確認する」「弁護士に見てもらう」**です。サインは“確認してからでも遅くありません”。
・念書・誓約書・示談書など、どんな書面でも“その場で”署名・押印しないでください。
・支払い約束や一部支払いは、状況によっては**時効を主張できる可能性を失わせる(時効がリセットされる)**ことがあります。
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感情的に反論・脅し返す/SNS・職場を巻き込む
請求された側は「言い返したい」「相手も悪い」と感じることがあります。ただ、感情で動くほど、相手が強硬になったり、周囲を巻き込んで事態が悪化したりしがちです。
避けたい行動は次のとおりです。このような対応をすると、慰謝料の増額事由となるほか、損害賠償・刑事告訴等のリスクもあるので絶対にやめてください。
- 長文で反論する(事実関係を過剰に説明する)
- 「訴えるぞ」「会社に言うぞ」など脅し返す
- SNSで匂わせ投稿・相手に接触する
- 相手の配偶者や職場に連絡して対抗しようとする
早期解決に必要なのは、正しさの勝負ではなく**“不利を増やさない運転”**です。連絡は最小限にし、淡々と進めるほど、安全に収束させやすくなります。
請求のパターン別 対応(自分の状況だけ拾って動ける)

慰謝料請求は「誰が」「どの方法で」してきたかで、危険度と優先順位が変わります。あなたの状況に近いところだけ拾って、まずは“事故らない動き”をしてください。
弁護士を通さず配偶者本人から請求された場合
配偶者本人からの請求は、面談・電話・その場での署名に持ち込まれやすいのが特徴です。ここでの最優先は、トラブルを増やさないことです。
基本方針は次のとおりです。
- 会わない(「話し合いだけ」でも避ける)
- 請求内容は書面で求める(請求額・理由・期限)
- 返事は短く(確認して連絡する、で止める)
- 相手が感情的なら、弁護士を窓口にすることを検討する
もし、威圧的な言動やつきまとい等がある場合は、身の安全を最優先にし、必要に応じて警察等への相談も検討してください。
「住所を教えてほしい」と言われた場合
LINEや電話で請求され、「通知書を送るから住所を教えて」と言われるケースがあります。住所を知らせると、自宅への接触リスクが増えます。
この場合は、次の順で考えるのが安全です。
- まずは**請求の中身(誰が・いくら・何を根拠に)**を確認する
- 住所を出す前に、「書面はメール等で」「まずは内容を提示してほしい」と求める
- こじれそうなら、弁護士を窓口にして送付先を切り替えることを検討する
重要なのは、住所のやり取りより前に、“言質・署名・直接接触”を避ける体制を作ることです。
内容証明が届いた場合
内容証明郵便は、「言った言わない」を避けて正式に請求する方法です。届いた時点で、相手が本気で進めている可能性が高いので、放置は避けましょう。
まず見るべきポイントは次のとおりです。
- 差出人(本人か、弁護士名義か)
- 請求額と支払期限
- 主張している事実(いつ・何があったか)
- 証拠の示し方(具体性があるか)
- 連絡方法(電話を求めているか、書面での回答か)
ここでも、電話で詳しく話すのは避け、返事は短く中立にしつつ、期限内に対応するのが基本です。金額が大きい、事実関係に争いがある、期限が短い場合は、早めに弁護士へ相談するのが安全です。
訴状が届いた場合(最優先でやること)
訴状が届いたら、最優先は「期限を落とさない」ことです。訴状には通常、答弁書の提出期限や**期日(口頭弁論期日)**が書かれています。
訴状は絶対に放置しないでください。
放置すると、相手の主張がそのまま認められ、判決→強制執行(給与差押え等)に進むリスクが高まります。
最低限、次の3つをすぐに行ってください。
- 裁判所名・事件番号・期日・提出期限を確認する
- 手元の資料(請求書面・やり取り)をまとめる
- できるだけ早く、弁護士に相談する(裁判経験のある弁護士が安全)
「争う/和解する」の判断はその後でも間に合います。まずは、欠席・期限徒過という致命傷を避けることが最優先です。
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不倫相手(愛人)から慰謝料・手切れ金を請求された場合
不倫相手本人からの請求は、配偶者からの不倫慰謝料とは、理由や論点がズレることがあります(妊娠・中絶、交際清算、金銭トラブル等が絡む場合もあります)。
この場合も初動は共通で、次を守るのが安全です。
- 直接会わない(密室・自宅・職場は避ける)
- お金の約束を口頭でしない/書面にサインしない
- やり取りは記録に残す(LINE・メール等)
- 事情が複雑になりやすいので、早めに弁護士へ相談する
「何の慰謝料なのか」「法的に根拠があるのか」で結論が変わるため、早い段階で整理すると、余計な支払い・トラブル拡大を避けやすくなります。
請求された金額を支払う必要はある?相場・減額の見通し
慰謝料を請求されたときに一番気になるのは、「結局、払うしかないのか」「いくらになるのか」だと思います。結論からいうと、**請求された金額をそのまま払う必要があるとは限りません。**ただし、事実関係や証拠、婚姻状況などで結論が大きく変わるため、初動で判断を誤らないことが大切です。
まず押さえる前提(争点の地図)
不倫慰謝料の場面では、次のような点が争点になりやすいです。
- 不貞行為(肉体関係)があったか(ここが争いになることが多い)
- 既婚者だと知っていたか(知らなかった・気づけなかった事情があるか)
- 婚姻関係への影響(別居・離婚などの事情があるか)
- 不倫関係の期間・回数・態様(長期・反復かどうか)
重要なのは、請求直後に「自分は悪いから…」と決めつけて、不利な認め方や支払い約束を先にしてしまわないことです。争点がどこにありそうかを整理してから、方針を決めたほうが安全です。
相場が動く主因(離婚の有無・期間など)
不倫慰謝料は、いわゆる“定価”があるわけではなく、事情により大きく変わります。目安としては、次の方向で増減しやすいです。
- 離婚に至ったか(至った場合は高くなりやすい)
- 不倫期間が長い/回数が多い(高くなりやすい)
- 交渉経過(不誠実・放置・強硬な対応でこじれると不利になりやすい)
一方で、請求のスタートは交渉を見越して300万円など高めに提示されることも珍しくありません。金額だけを見て慌てず、「どんな事情でその金額なのか」を確認してから動きましょう。
減額・免除があり得る方向性(代表例だけ)
減額(場合によっては支払義務が争える)方向性として、よく問題になるのは次のような事情です。
- 不倫期間が短い/回数が少ない
- 離婚していない(婚姻生活への影響が限定的)
- 既婚者だと知らなかった事情がある
- 婚姻関係がすでに実質的に破綻していた可能性がある
- 時効の可能性がある(※不用意な支払い約束で不利になることがある)
ここはケースごとの差が大きいため、本記事では要点に留めます。あなたの状況に近い論点(「既婚者と知らなかった」「婚姻破綻」「時効」「相場」「減額理由」など)は、関連ページで深掘りして確認すると判断がしやすくなります。
慰謝料を請求されたら弁護士に相談すべき? 判断基準や準備について
慰謝料を請求されたとき、本人対応で解決するケースもあります。ただし、初動で失敗すると取り返しがつきにくいため、次のような状況では早めに弁護士へ相談したほうが安全です。
「今すぐ相談」を勧めるケース
次に当てはまる場合は、特に慎重に対応してください。
- 弁護士名義で請求が来ている(内容証明・通知書など)
- 請求額が高額(例:300万円以上)/期限が異常に短い
- 訴状が届いた、または「訴える」「裁判にする」と明言されている
- 「会って話せ」「今サインしろ」など、直接面談・署名を強く迫られている
- 家族・職場に言う/SNSで晒す等を示唆されている
弁護士に相談すると、あなたの状況で「争点はどこか」「減額余地があるか」「返事の仕方はどうするか」が整理でき、余計な失言や不利な合意を避けやすくなります。
相談前に揃えるチェックリスト(時系列・資料・希望)
相談をスムーズに進めるために、次を用意しておくと安心です。
- 相手から届いた書面(通知書・内容証明・訴状)やLINE・メールのスクショ
- いつからいつまで、何があったか(時系列メモ)
- 相手の要求(請求額・期限・条件)
- あなたの希望(家族や職場に知られずに解決したい、早期に終えたい等)
- 予算感(分割の可否、一括で出せる上限)
資料が揃っていなくても相談はできますが、**「期限」「書面」「時系列」**の3つだけは押さえておくと、方針が決まりやすくなります。
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慰謝料を請求された直後によくある質問
請求がLINEだけです。無視していいですか?
A. 基本的におすすめしません。無視すると相手が強硬になり、内容証明や弁護士介入につながることがあります。返事は短く中立にし、まずは請求内容の確認を優先してください。
すぐ謝罪したほうがいいですか?
A. 謝罪そのものが常に不利とは限りませんが、請求直後に踏み込んだ謝罪や詳細説明をすると、後から不利になることがあります。少なくとも「不倫の具体的内容」「回数・期間」などは急いで送らない方が無難です。
「住所を教えて」と言われました。教えないとダメですか?
A. 安易に教えると自宅への接触リスクが増えます。まずは請求内容を提示してもらい、必要なら弁護士を窓口にしてやり取りを整理するのが安全です。
内容証明が届きました。電話したほうがいいですか?
A. まずは書面を読んで、差出人・請求額・期限・要求内容を確認してください。電話で詳しく話すと不利な言質が残りやすいので、返事は書面やメール等で短く行う方が安全です。
弁護士から電話が来ました。折り返すべきですか?
A. 折り返す前に、何の件か(事件名・相手方・請求の要旨)を確認し、話す内容を準備しましょう。いきなり不倫の具体的内容を話すのではなく、「確認して改めて連絡する」と伝えるに留めるのも有効です。
もう念書・示談書にサインしてしまいました。終わりですか?
A. 基本的には書面にサインしたら「終わり」のことが多いです。しかし、すぐに諦める必要はありません。書面の内容や作成経緯によっては、修正・再交渉の余地が残る場合があります。早めに弁護士に見てもらうことで、被害拡大を止められることがあります。
まとめ(今日やること/やらないこと)
慰謝料を請求されたときは、最初の対応がすべてです。最後に、今日押さえるポイントをまとめます。
- 無視しない(ただし即答・即支払いもしない)
- 請求内容は「誰から・いくら・期限・証拠」を事務的に確認する
- 返事は短く中立にし、不倫の具体的内容は話しすぎない
- 直接会わない/その場でサインしない
- 内容証明・訴状は放置厳禁(期限管理が最優先)
- 迷ったら早めに弁護士へ相談し、窓口を整える
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