解決事例:不倫から数年後に離婚した事例:裁判を起こされたものの450万円以上の減額に成功

1. 事案の概要

ご依頼主様(30代/女性)は、10年以上前に男性と不貞関係になり、その数年後に関係を解消しました。

その後相手側の男性と奥様が離婚することになり、今回、その奥様から離婚慰謝料を請求されてしまいました。数年以上前のことで、驚きを隠せなかったご依頼主様は、今回私たちにご相談いただきました。

 

2. 男女関係トラブルについてアイシア法律事務所に依頼した理由

本件でご依頼の決め手になったのは絶対減額保証でした。絶対減額保証制度とは、弁護士費用を上回る不倫慰謝料の減額を実現することをお約束する制度のことです。

もし慰謝料を減額できないため弁護士費用が不倫慰謝料の減額金額を上回る場合は弁護士費用の差額金額を返還します。

 

また、私たちは弁護士費用で損をさせないことをポリシーとしています。無料の法律相談において解決の見通しや見積りを無料で行います。

実際に弁護士費用がどのくらいかかるのか、無料で見積もりも行います。初回相談の段階で解決の流れや弁護士費用を詳しく説明し、今回正式にご依頼いただきました。

 

3. 解決までの流れ

 

3.-(1) 過去の裁判例を研究

本件に類似した過去の裁判例を調べてみると、多くの事例が、実際に請求されている金額より低いことがわかりました。

裁判では、過去の判例や裁判例が重要視されることが多くあります。私たちは、今回の事件に類似した事例を探し、裁判にて主張しました。

 

3.-(2)弁護士の粘り強い交渉

ご依頼主様からご事情を伺い内容を整理すると、10年以上も前のことで消滅時効が完成していること。そして不貞を知ってから数年後に離婚をしていることがわかりました。本件の不貞行為と離婚には相当因果関係がないと私たちは主張しました。なお、慰謝料請求の時効については下記記事を参考にしてください。
(参考)不倫による慰謝料請求の時効は何年か。民法改正も踏まえて弁護士が解説

しかし、ご依頼主様は不倫自体は心から反省しており穏便に解決したいとご依頼主様のご要望があったので、いくらかの慰謝料は支払う上で、解決を目指しました。

 

(注)本件は最高裁平成31年2月19日判決が出る前の事件でした。

 

4. 解決結果:請求された慰謝料を450万円以上も減額に成功 解決期間:約1年

今回は、男性の元奥様に離婚慰謝料を請求され、訴訟を起こされてしまった事案でした。弁護士が裁判にて主張と交渉を続け、550万円以上の慰謝料を、450万円以上減額し、慰謝料を数十万支払うことで和解しました。

 

慰謝料を請求された場合にも時効が存在しますが、決して請求できないというわけではありません。

そのため、数年前の不貞を理由に離婚し、その慰謝料を請求されることも多々あります。

 

消滅時効は請求する側の主観的事情によって、どこから時効がカウントされるかが異なります。また、新しく最高裁平成31年2月19日判決が出たため、今後は当該判例も踏まえて消滅時効を主張する必要があります。

 

慰謝料を請求された場合、一人で悩まず法律の専門家に相談することを推奨します。特に本件のような事案で500万円以上請求されているケースでは、大幅に減額できる見込みがあります。

 

交渉から裁判になったとしても、弁護士が書類を作成し、ご依頼主様の代わりに裁判に出頭するので、精神的負担を減らすことができます。

私たちは法律相談を随時承っております。請求されている慰謝料に減額できる見込みがあるか、今後の対応についてアドバイスします。まずは悩まずお気軽にお問合せください。

 

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